31PM160|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
「40歳の女性。仕事でパソコン作業が多く、午後から締め付けられるような両側性の頭痛を発症する。頭痛は非拍動性で悪心・嘔吐はない。飲酒で増悪しない。」生活指導で最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
緊張型頭痛に対する生活指導を選ぶ問題です。
筋の緊張を和らげ、血流を改善する方向の指導を考えます。
解説
緊張型頭痛の背景には、頭頸部の筋の持続的な緊張と、それに伴う局所の血流低下があります。したがって、後頸部をホットタオルで温めることは、筋の緊張を和らげ血流を改善するため、適切な生活指導です。これが正答です。入浴で全身を温めることも同様に有効です。
入浴をシャワーのみで済ませることは、身体を十分に温められないため、筋緊張の緩和という点で適切ではありません。湯船につかることが勧められます。
枕を今よりも高くすると、頸椎の前屈位が強まって後頸部の筋の負担が増し、症状を悪化させる恐れがあります。頸椎の生理的前弯を保てる高さが適切です。
パソコン作業で同一姿勢を維持することは、まさに緊張型頭痛の原因となる要因です。定期的に休憩を取り、姿勢を変え、頸肩部のストレッチを行うよう指導します。作業環境(画面の高さ、椅子、肘掛け)の調整も有効です。
選択肢の確認
1.入浴はシャワーのみで済ませる。
誤り。湯船で全身を温めるほうが筋緊張の緩和に有効です。
2.枕の高さは今よりも高くする。
誤り。頸椎の前屈が強まり、後頸部の負担が増します。
3.後頸部をホットタオルで温める。
正しい。筋の緊張を和らげ、血流を改善します。
4.パソコン作業では同一姿勢を維持する。
誤り。同一姿勢の持続が症状の原因となります。
覚えるポイント
- 緊張型頭痛の対策=温める、姿勢の改善、定期的な休憩とストレッチ、頸部の筋力強化。
- 枕は頸椎の生理的前弯を保てる高さにする。
- 片頭痛では発作時に冷やして暗い静かな場所で休む(温めるのとは逆)。
- 頭痛の種類によって対応が変わる点に注意する。