31PM163|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
機械刺激と温熱刺激を同時に与える特殊鍼法はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
特殊鍼法の中で、二種類の刺激を同時に与えるものを選ぶ問題です。
解説
灸頭鍼法は、刺入した鍼の鍼柄に艾を球状に装着して点火する方法です。鍼による機械刺激と、艾の燃焼による温熱刺激を同時に与えられる点が最大の特徴であり、これが正答です。熱は輻射熱として広く伝わるとともに、鍼体を介した伝導も加わり、深部まで温かさが及びます。慢性の疼痛や冷えを伴う症状に用いられます。
なお、灸頭鍼では燃えた艾が落下して熱傷を起こす危険があるため、艾をしっかり装着し、下に受け皿を置くなどの配慮が必要です。また、置鍼中は患者から目を離さないようにします。
小児鍼法は、皮膚を刺入せずに擦る、接触する、叩くなどして刺激を与える方法で、機械刺激のみです。
皮内鍼法は、短い鍼を皮膚に水平に刺入して留置し、持続的な弱い機械刺激を与える方法です。
鍼通電療法は、刺入した鍼に電気を流して、機械刺激に電気刺激を加える方法です。温熱刺激ではありません。
選択肢の確認
1.小児鍼法
誤り。刺入せずに機械刺激を与える方法です。
2.灸頭鍼法
正しい。鍼による機械刺激と艾による温熱刺激を同時に与えます。
3.皮内鍼法
誤り。持続的な機械刺激を与える方法です。
4.鍼通電療法
誤り。機械刺激に電気刺激を加える方法です。
覚えるポイント
- 灸頭鍼=鍼柄に艾を装着して点火。機械刺激+温熱刺激。無痕灸に分類される。
- 燃えた艾の落下による熱傷に注意し、受け皿などを用いる。
- 皮内鍼=水平に刺入して留置、円皮鍼=垂直に刺入して留置。
- 小児鍼=刺入せず擦る・接触する・叩く。