31PM164|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
クリーン・ニードル・テクニックの説明として最も適切なのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
クリーン・ニードル・テクニックの中核となる内容を問う問題です。
鍼そのものをどう扱うかという点に注目します。
解説
クリーン・ニードル・テクニックは、鍼施術における感染防止のための一連の手技と考え方をまとめたものです。その中心となるのが、滅菌された鍼体に直接触れることなく、一連の刺鍼操作を完了させるという原則です。鍼管を用いる、鍼柄や鍼管のみを持つ、押手で鍼体を直接つままないといった工夫により、鍼体の無菌性を保ったまま刺入します。したがってこれが正答です。
手指の洗浄は、流水と石けん、または擦式アルコール製剤による手指衛生が基本です。逆性石けんのみに頼ることは適切ではありません。手指衛生はクリーン・ニードル・テクニックの前提となる大切な要素ですが、この技法の説明として最も適切なのは鍼体の扱いに関する記述です。
刺鍼局所の清拭消毒も感染対策として必須ですが、こちらも前提となる手順の一つです。
使用後のアルコール綿を感染性廃棄物として扱うことも重要な取り決めですが、廃棄物の処理に関する事項であり、刺鍼操作そのものの説明ではありません。
選択肢の確認
1.手指を逆性石けんで入念に洗浄する。
誤り。流水と石けん、または擦式アルコール製剤が基本です。
2.刺鍼局所をアルコール綿で清拭消毒する。
誤り。必要な手順ですが、この技法の中核を表す記述ではありません。
3.鍼体に直接触れずに一連の刺鍼操作を行う。
正しい。クリーン・ニードル・テクニックの中心となる原則です。
4.使用後のアルコール綿を感染性廃棄物として取り扱う。
誤り。廃棄物処理に関する事項です。
覚えるポイント
- クリーン・ニードル・テクニックの中核=鍼体に触れずに刺鍼操作を完了する。
- 前提=手指衛生、刺入部の消毒、単回使用鍼、清潔野の確保。
- 手指衛生=流水と石けん、または擦式アルコール製剤(ラビング法)。
- 使用済み鍼と血液付着物は感染性廃棄物として処理する。