31PM167|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
四肢や体幹からの痛覚情報を伝える三次ニューロンが局在するのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
痛覚伝導路の三次ニューロンがどこにあるかを問う問題です。
視床の核の名称を確認します。
解説
痛覚の伝導路は三つのニューロンで構成されます。
一次ニューロンは脊髄神経節に細胞体をもち、後根から脊髄に入って脊髄後角で乗り換えます。
二次ニューロンは脊髄後角に細胞体をもち、脊髄内で交叉して反対側の前側索を上行し、視床に至ります。
三次ニューロンは視床の後外側腹側核に細胞体をもち、そこから大脳皮質の一次体性感覚野へ投射します。四肢や体幹からの情報は後外側腹側核で中継されます。したがってこれが正答です(顔面からの情報は後内側腹側核で中継されます)。
赤核は中脳にある運動関連の核で、赤核脊髄路の起始核です。
尾状核とレンズ核(被殻と淡蒼球)は大脳基底核を構成する核で、運動の調節に関わります。感覚の中継核ではありません。パーキンソン病では、黒質から線条体(尾状核と被殻)へのドパミンが不足します。
選択肢の確認
1.赤 核
誤り。中脳にある運動関連の核です。
2.尾状核
誤り。大脳基底核を構成し、運動の調節に関わります。
3.レンズ核
誤り。被殻と淡蒼球からなり、大脳基底核の一部です。
4.視床後外側腹側核
正しい。四肢と体幹からの痛覚を中継する三次ニューロンが局在します。
覚えるポイント
- 痛覚=一次(脊髄神経節)→脊髄後角で二次→交叉して上行→視床後外側腹側核で三次→体性感覚野。
- 顔面からの感覚は視床後内側腹側核で中継される。
- 視床は嗅覚を除くほぼすべての感覚の中継核。
- 大脳基底核=尾状核、被殻、淡蒼球(被殻と淡蒼球でレンズ核)。