31PM170|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
ストレス刺激による交感神経活動亢進反応はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
交感神経の活動亢進による反応を選ぶ問題です。
闘争・逃走反応として、身体がどう変化するかを考えます。
解説
ストレス刺激により交感神経が亢進すると、身体は活動に備えた状態になります。
深部体温については、代謝と熱産生が高まり、同時に皮膚血管が収縮して体表からの放熱が減るため、深部体温は上昇します。したがってこれが正答です。緊張時に手足が冷たくなるのは皮膚血管の収縮によるもので、体の中心は逆に温まっています。
気管支は、β2受容体を介して拡張します。より多くの空気を取り込むためであり、収縮ではありません。
心拍数は、β1受容体を介して増加します。心収縮力も増し、心拍出量が増えます。減少ではありません(徐脈は副交感神経の作用です)。
血糖値は、肝臓でのグリコーゲン分解と糖新生が促進され、また膵臓からのインスリン分泌が抑えられるため、上昇します。低下ではありません。活動に必要なエネルギーを確保するための反応です。
このほか、交感神経亢進では散瞳、発汗の増加、消化管運動の抑制、内尿道括約筋の収縮などが起こります。
選択肢の確認
1.深部体温上昇
正しい。熱産生の増加と皮膚血管の収縮により深部体温が上昇します。
2.気管支収縮
誤り。β2受容体を介して拡張します。
3.心拍数減少
誤り。β1受容体を介して増加します。
4.血糖値低下
誤り。糖新生の促進などにより上昇します。
覚えるポイント
- 交感神経亢進=心拍数増加、気管支拡張、血糖上昇、散瞳、発汗、消化抑制、皮膚血管収縮。
- 皮膚血管の収縮により手足は冷たく、深部体温は上昇する。
- 副腎髄質からアドレナリンが分泌される(交感神経-副腎髄質系)。
- 副交感神経亢進=心拍数減少、気管支収縮、消化促進、縮瞳。