31PM171|第31回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第31回午後(科目未分類)
艾の製造工程で艾葉から毛茸を剝離するのに用いるのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
艾の製造工程で、毛茸を剝離する工程を問う問題です。
各用具の役割を順に確認します。
解説
艾は、乾燥させたヨモギの葉から**毛茸(葉裏の白い綿毛)**を取り出してつくられます。
石臼は、乾燥した葉をつき砕いて粉砕する工程で用います。この過程で葉肉や葉脈が壊れ、葉から毛茸が剝離されて取り出せる状態になります。したがってこれが正答です。
裁断機は、その前段階として乾燥した葉を細かく切る工程で用います。
**けんどん(長唐箕)**は、粉砕したものから粗い夾雑物をふるい落とす工程で用います。
唐箕は、風の力で軽い毛茸と重い不純物を分ける風選の工程で用います。この工程を繰り返すほど純度が高まり、良質艾になります。
したがって、工程の順序は「乾燥→裁断→石臼で粉砕(毛茸の剝離)→けんどんで粗選→唐箕で風選」となります。この流れを押さえておくと、どの用具がどの役割を担うかを問う問題に対応できます。
選択肢の確認
1.裁断機
誤り。乾燥した葉を切る工程で用います。
2.石 臼
正しい。葉をつき砕いて毛茸を剝離させる工程です。
3.けんどん
誤り。粗い夾雑物をふるい落とす工程です。
4.唐 箕
誤り。風選により不純物を取り除く工程です。
覚えるポイント
- 製造工程=乾燥→裁断→石臼(毛茸の剝離)→けんどん(粗選)→唐箕(風選)。
- 唐箕にかける回数が多いほど良質艾になる。
- 良質艾=淡黄白色、軽く柔らかい、燃焼温度が低く透熱灸に適する。
- 艾の主成分は葉裏の毛茸、香りのもとは腺毛の精油(シネオールなど)。