32AM22|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学筋骨格・末梢神経脊柱靱帯・骨盤分界線・前腕屈筋・腕神経叢
腕神経叢の後神経束から分枝するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、腕神経叢の後神経束から分枝する神経が問われています。
後神経束からは、肩甲下神経、胸背神経、腋窩神経、橈骨神経などが出ます。
解説
腕神経叢は、根、神経幹、神経束、末梢神経へと分かれます。神経束は腋窩動脈との位置関係から、外側神経束、内側神経束、後神経束に分類されます。
胸背神経は後神経束から分枝し、広背筋を支配します。広背筋は肩関節の伸展、内転、内旋に関係する筋です。
肩甲上神経は上神経幹、肩甲背神経と長胸神経は腕神経叢の根から分枝するため、後神経束から分枝する神経ではありません。
ひっかけポイント
「後神経束」から出る代表は橈骨神経、腋窩神経、胸背神経です。肩甲背神経と長胸神経は根から出ます。
選択肢の確認
1.肩甲上神経
誤り。
肩甲上神経は主に上神経幹から分枝します。棘上筋と棘下筋を支配しますが、後神経束からの分枝ではありません。
2.肩甲背神経
誤り。
肩甲背神経は腕神経叢の根から分枝します。菱形筋や肩甲挙筋を支配します。
3.胸背神経
正しい。
胸背神経は腕神経叢の後神経束から分枝します。広背筋を支配する神経です。
4.長胸神経
誤り。
長胸神経は腕神経叢の根から分枝し、前鋸筋を支配します。障害されると翼状肩甲を生じます。
覚えるポイント
- 後神経束から出る代表は橈骨神経、腋窩神経、胸背神経です。
- 胸背神経は広背筋を支配します。
- 肩甲上神経は上神経幹から分枝します。
- 肩甲背神経と長胸神経は根から分枝します。