32AM23第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

解剖学中枢神経・感覚器髄膜・味覚路

味覚について正しいのはどれか。

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正解: 4

正答

4

この問題のポイント

この問題では、味蕾のある舌乳頭、味覚を伝える脳神経、味覚路の中継核が問われています。

味覚情報は脳幹の孤束核で中継されます。

解説

味覚は、舌や口腔内の味蕾で受容されます。舌前3分の2の味覚は顔面神経、舌後3分の1の味覚は舌咽神経、咽頭や喉頭蓋付近の味覚は迷走神経が関係します。

これらの味覚情報は脳幹に入り、延髄の孤束核で中継されます。その後、視床を経て大脳皮質へ伝わります。

糸状乳頭は機械的な刺激に関係する乳頭で、味蕾はありません。味蕾があるのは茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭です。

ひっかけポイント
舌前方の味覚は顔面神経、舌後方の味覚は舌咽神経です。舌下神経は舌の運動です。

選択肢の確認

1.糸状乳頭には味蕾がある。
誤り。
糸状乳頭には味蕾がありません。味蕾は茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭にみられます。

2.舌の後の味覚は舌下神経が伝える。
誤り。
舌後3分の1の味覚は舌咽神経が伝えます。舌下神経は舌筋の運動を支配します。

3.舌の前の味覚は舌咽神経が伝える。
誤り。
舌前3分の2の味覚は顔面神経が伝えます。舌咽神経は舌後3分の1の味覚です。

4.孤束核で中継される。
正しい。
味覚情報は脳幹の孤束核で中継されます。味覚路の基本事項です。

覚えるポイント

  • 舌前3分の2の味覚は顔面神経です。
  • 舌後3分の1の味覚は舌咽神経です。
  • 舌下神経は舌の運動を支配します。
  • 味覚情報は孤束核で中継されます。
  • 糸状乳頭には味蕾がありません。

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