32AM21第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

解剖学中枢神経・感覚器髄膜・味覚路

髄膜について正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、髄膜の構造、硬膜静脈洞、脳室系の交通が問われています。

髄膜は外側から、硬膜、クモ膜、軟膜の順に並びます。脳実質に最も近いのは軟膜です。

解説

小脳テントは硬膜がつくる板状の構造で、大脳後頭葉と小脳の間に位置します。大脳と小脳を隔てるように張っているため、選択肢2が正しいです。

硬膜静脈洞は脳の静脈血を集め、最終的に内頸静脈へ流れます。外頸静脈ではありません。

中脳水道は第3脳室と第4脳室をつなぐ細い通路です。クモ膜下腔へ直接通じるのは中脳水道ではなく、第4脳室からの正中口や外側口です。

ひっかけポイント
脳に密着するのは軟膜です。クモ膜との間にはクモ膜下腔があり、脳脊髄液が存在します。

選択肢の確認

1.硬膜静脈洞は外頸静脈に注ぐ。
誤り。
硬膜静脈洞は脳の静脈血を集め、主に内頸静脈へ流れます。外頸静脈に注ぐという記述は不適切です。

2.小脳テントは大脳と小脳の境に位置する。
正しい。
小脳テントは硬膜の一部で、大脳後頭葉と小脳の間に位置します。大脳と小脳を隔てる構造です。

3.脳実質に最も近い髄膜はクモ膜である。
誤り。
脳実質に最も近い髄膜は軟膜です。軟膜は脳表面に密着しています。

4.中脳水道は直接クモ膜下腔へ通じる。
誤り。
中脳水道は第3脳室と第4脳室を連絡します。クモ膜下腔へ直接通じるのは第4脳室の出口です。

覚えるポイント

  • 髄膜は外側から硬膜、クモ膜、軟膜です。
  • 脳実質に最も近いのは軟膜です。
  • 小脳テントは大脳と小脳の境にあります。
  • 硬膜静脈洞は主に内頸静脈へ流れます。
  • 中脳水道は第3脳室と第4脳室をつなぎます。

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