32AM54|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論感染症・呼吸器水痘・気管支拡張症・肺結核・自然気胸
気管支拡張症について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、気管支拡張症の病態、症状、治療が問われています。
気管支拡張症では、気管支が慢性的に拡張し、その変化は不可逆性です。
解説
気管支拡張症は、慢性的な気道感染や炎症により、気管支壁が破壊されて拡張する疾患です。拡張した気管支には痰がたまりやすく、感染を繰り返します。
主な症状は、慢性の咳、大量の膿性痰、喀血、発熱、呼吸困難などです。喀血をきたすことがある点も重要です。
治療では、急性増悪時の抗菌薬、排痰、呼吸リハビリテーション、原因疾患の管理などを行います。単に短期の抗菌薬投与だけで完結する疾患ではありません。
ひっかけポイント
気管支拡張症は気道が戻らない形で拡張します。大量痰と喀血をセットで覚えます。
選択肢の確認
1.気道の変化は不可逆性である。
正しい。
気管支拡張症では気管支壁が破壊され、気管支の拡張が不可逆的に残ります。正しい記述です。
2.小児喘息の既往をもつことが多い。
誤り。
気管支拡張症は反復感染や気道炎症などが関係します。小児喘息の既往が多いという記述は最も適切ではありません。
3.喀血をきたすことはない。
誤り。
気管支拡張症では喀血をきたすことがあります。血痰や喀血は重要な症状です。
4.治療は抗菌薬を短期投与する。
誤り。
急性増悪時には抗菌薬を用いますが、排痰管理や基礎疾患管理も重要です。短期投与だけで治療が完結するわけではありません。
覚えるポイント
- 気管支拡張症では気道変化が不可逆性です。
- 慢性の咳、大量痰、喀血が重要です。
- 感染を繰り返しやすい疾患です。
- 治療では排痰、感染管理、原因疾患の管理を行います。