32AM55|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論感染症・呼吸器水痘・気管支拡張症・肺結核・自然気胸
肺結核について正しいのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、肺結核の感染経路、発病、治療の基本が問われています。
肺結核は、結核菌を含む飛沫核を吸入することで空気感染します。
解説
肺結核は結核菌による感染症です。患者の咳やくしゃみによって排出された飛沫核が空気中に浮遊し、それを吸入することで感染します。
感染してもすべての人が発病するわけではありません。多くは潜在性結核感染として経過し、免疫力低下などをきっかけに発病することがあります。
治療は耐性菌を防ぐため、複数の抗結核薬を組み合わせて行います。単剤治療は原則として不適切です。
感染対策のポイント
肺結核では空気感染対策が重要です。疑う場合は換気、マスク、隔離、医療機関での評価が必要です。
選択肢の確認
1.空気感染する。
正しい。
肺結核は飛沫核を吸入して感染する空気感染です。感染対策上、非常に重要です。
2.治療薬は単剤を用いる。
誤り。
肺結核では複数の抗結核薬を併用します。単剤治療では薬剤耐性のリスクが高まります。
3.感染すると半数が発病する。
誤り。
結核菌に感染しても、発病するのは一部です。多くは潜在性結核感染として経過します。
4.我が国の2021年の新規発症患者数は1,000人以下である。
誤り。
我が国の結核新規発症患者数は1,000人以下ではありません。結核は現在も注意が必要な感染症です。
覚えるポイント
- 肺結核は空気感染します。
- 治療は複数薬剤を併用します。
- 感染しても全員が発病するわけではありません。
- 咳が続く、血痰、体重減少、寝汗では結核を鑑別します。