32AM75|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
リハビリテーション医学嚥下・歩行・切断・心臓リハ嚥下訓練・正常歩行・断端管理・運動禁忌
正常歩行について正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題では、正常歩行の歩行周期、立脚相・遊脚相、二重支持期を理解します。
歩行では両足が同時に床についている二重支持期があります。二重支持期がなくなり、両足が浮く時期が生じると走行になります。
解説
歩行周期の1サイクルは、片側の踵接地から同じ側の次の踵接地までです。これは1歩ではなく、左右2歩分に相当します。
正常歩行では、立脚相が約60%、遊脚相が約40%です。つまり、立脚相の方が長くなります。
二重支持期は、左右両足が同時に床に接している時期です。歩行では二重支持期がありますが、走行では二重支持期が0になり、両足が空中にある時期が出ます。
また、歩行速度が極端に遅すぎても速すぎてもエネルギー効率は低下します。遅いほど常に消費エネルギーが少ないわけではありません。
ひっかけポイント
1歩と1歩行周期を混同しないようにします。1歩行周期は同じ足が再び接地するまでです。
選択肢の確認
1.1サイクルは1歩に相当する。
誤り。
歩行の1サイクルは、片側の踵接地から同側の次の踵接地までです。左右2歩分に相当します。
2.遊脚相は立脚相より時間が長い。
誤り。
正常歩行では立脚相が約60%、遊脚相が約40%です。立脚相の方が長いです。
3.二重支持期が0になると走行となる。
正しい。
歩行では二重支持期があります。走行では二重支持期がなくなり、両足が浮く時期が生じます。
4.歩行速度が遅いほど消費エネルギーは少ない。
誤り。
歩行にはエネルギー効率のよい速度があります。遅すぎる歩行でも効率が低下するため、遅いほど消費エネルギーが少ないとはいえません。
覚えるポイント
- 1歩行周期は同じ足の接地から次の同じ足の接地までです。
- 正常歩行は立脚相約60%、遊脚相約40%です。
- 二重支持期が0になると走行になります。
- 歩行速度とエネルギー消費には効率のよい範囲があります。