32AM76|第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
リハビリテーション医学脳卒中・神経リハブルンストローム・痙縮・脊髄損傷・脳性麻痺
痙縮が出現するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、痙縮が上位運動ニューロン障害でみられることを確認します。
被殻出血は脳出血の一つで、錐体路が障害されると痙縮を生じることがあります。
解説
痙縮は、筋緊張が速度依存性に高まる状態で、上位運動ニューロン障害の代表的所見です。脳卒中、脊髄損傷、脳性麻痺などでみられます。
被殻出血では、内包を含む運動路が障害されることがあり、片麻痺や腱反射亢進、病的反射、痙縮が出現します。
ギラン・バレー症候群や腕神経叢麻痺は末梢神経障害で、弛緩性麻痺が中心です。多発性筋炎は筋疾患であり、筋力低下が主で、痙縮の代表疾患ではありません。
ひっかけポイント
痙縮は上位運動ニューロン障害、弛緩性麻痺は末梢神経や下位運動ニューロン障害で考えます。
選択肢の確認
1.ギラン・バレー症候群
誤り。
ギラン・バレー症候群は急性末梢神経障害です。腱反射低下や弛緩性麻痺がみられ、痙縮は代表的ではありません。
2.被殻出血
正しい。
被殻出血では錐体路障害により上位運動ニューロン徴候が出現し、痙縮をきたすことがあります。
3.腕神経叢麻痺
誤り。
腕神経叢麻痺は末梢神経障害であり、弛緩性麻痺や筋萎縮が中心です。痙縮は出現しにくいです。
4.多発性筋炎
誤り。
多発性筋炎は筋炎による筋力低下をきたす疾患です。上位運動ニューロン障害による痙縮の代表ではありません。
覚えるポイント
- 痙縮は上位運動ニューロン障害でみられます。
- 脳卒中後には痙縮が出ることがあります。
- 被殻出血では錐体路障害により痙縮が出現します。
- 末梢神経障害では弛緩性麻痺を考えます。