32PM159第32回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

東洋医学臨床論現代医学的鑑別・検査頭痛・パーキンソン病・認知機能・喘息・難聴

次の文で示す症例について、問いに答えよ。「69歳の男性。主訴は両側の耳鳴り。3か月前から高音域の聴力低下を自覚。相手の言葉が聞き取りにくい。めまい、耳閉塞感、耳漏はない。」難聴の程度を評価する検査はどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、難聴の程度を客観的に評価する検査を選びます。

難聴の程度や聴力レベルを評価する基本検査はオージオメトリーです。

解説

オージオメトリーは、純音聴力検査などにより、周波数ごとの聴力閾値を測定する検査です。高音域の聴力低下や難聴の程度を評価できます。

この症例では、両側耳鳴り、高音域の聴力低下、言葉の聞き取りにくさがあり、加齢性難聴が疑われます。難聴の程度を評価するにはオージオメトリーが最も適切です。

リンネ検査は伝音難聴と感音難聴の鑑別に用いる音叉検査です。グリセロール検査はメニエール病など内リンパ水腫の評価で用いられます。カロリックテストは前庭機能の評価です。

ひっかけポイント
難聴の程度を数値で評価するならオージオメトリーです。音叉検査は鑑別、カロリックテストは平衡機能です。

選択肢の確認

1.リンネ検査
誤り。
リンネ検査は音叉を用いて気導と骨導を比較し、伝音難聴と感音難聴の鑑別に役立ちます。難聴の程度を詳しく評価する検査ではありません。

2.オージオメトリー
正しい。
オージオメトリーは周波数ごとの聴力閾値を測定し、難聴の程度を評価できます。本症例に最も適切です。

3.グリセロール検査
誤り。
グリセロール検査は内リンパ水腫を疑う場合に用いられます。メニエール病の評価で重要ですが、本症例の難聴程度評価にはオージオメトリーが適切です。

4.カロリックテスト
誤り。
カロリックテストは温度刺激により前庭機能を評価する検査です。めまいの評価で用いられ、難聴の程度評価には適しません。

覚えるポイント

  • 難聴の程度評価にはオージオメトリーを用います。
  • リンネ検査は伝音難聴と感音難聴の鑑別に使います。
  • グリセロール検査は内リンパ水腫の評価で用います。
  • カロリックテストは前庭機能の評価です。

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