33AM23|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
解剖学神経系交連線維・交感神経
交感神経について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、交感神経の節前線維・節後線維、交通枝、神経伝達物質を整理します。
交感神経の節前線維は有髄線維で、交感神経幹へ入るときに白交通枝を通ります。
解説
交感神経の節前ニューロンの細胞体は、脊髄の胸髄から腰髄上部の側角にあります。そこから出た節前線維は、前根を通って脊髄神経に入り、白交通枝を通って交感神経幹へ向かいます。
交感神経節後線維の多くはノルアドレナリンを分泌します。ただし、汗腺など一部はアセチルコリンを用います。アドレナリンは主に副腎髄質から血中へ分泌されるホルモンとして整理します。
瞳孔括約筋は副交感神経により支配され、瞳孔を縮小します。交感神経は瞳孔散大筋を支配し、瞳孔を開きます。
ひっかけポイント
交感神経の節前線維は白交通枝、節後線維は灰白交通枝を通ると整理します。
選択肢の確認
1.瞳孔括約筋を支配する。
誤り。
瞳孔括約筋は副交感神経により支配され、縮瞳に関係します。交感神経は瞳孔散大筋を支配します。
2.節前線維は白交通枝を通る。
正しい。
交感神経の節前線維は有髄線維で、白交通枝を通って交感神経幹へ入ります。
3.節後線維はアドレナリンを分泌する。
誤り。
交感神経節後線維の多くはノルアドレナリンを分泌します。アドレナリンは主に副腎髄質から分泌されます。
4.節前ニューロンの細胞体は脊髄前角に位置する。
誤り。
交感神経節前ニューロンの細胞体は脊髄側角にあります。前角は主に体性運動ニューロンの細胞体がある部位です。
覚えるポイント
- 交感神経節前ニューロンの細胞体は脊髄側角にあります。
- 節前線維は白交通枝を通ります。
- 交感神経節後線維の多くはノルアドレナリンを分泌します。
- 交感神経は瞳孔散大筋、副交感神経は瞳孔括約筋に関係します。