33AM35|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
病理学循環障害・血液凝固DIC・浮腫
播種性血管内凝固症候群(DIC)について誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題は「誤っているのはどれか。」を問う問題です。
播種性血管内凝固症候群、DICでは、全身の細小血管内で凝固が異常に進み、血栓形成と出血傾向が同時に問題になります。
解説
DICでは、血液凝固が全身で過剰に活性化され、細小血管内に多数の血栓が形成されます。その結果、血小板や凝固因子が消費され、血小板数は減少し、出血症状がみられます。
原因疾患としては、敗血症、悪性腫瘍、産科疾患、外傷、重症感染症などが重要です。
選択肢1の「血小板数は増加する」は誤りです。DICでは血小板が消費されるため、血小板数は減少します。
ひっかけポイント
DICは血栓ができる病態ですが、血小板や凝固因子が消費されるため出血も起こります。
選択肢の確認
1.血小板数は増加する。
正答。記述としては誤り。
DICでは血小板が消費されるため、血小板数は減少します。増加するという記述は誤りです。
2.出血症状がみられる。
記述としては正しい。
DICでは凝固因子や血小板が消費されるため、出血傾向が起こります。皮下出血、消化管出血、創部出血などに注意します。
3.敗血症は原因疾患になる。
記述としては正しい。
敗血症はDICの代表的な原因疾患です。重症感染症では凝固系が強く活性化されます。
4.細小血管に血栓が生じる。
記述としては正しい。
DICでは全身の細小血管に微小血栓が形成され、臓器障害の原因になります。
この問題では「誤っているもの」を選ぶため、記述として誤っている1が正答です。
覚えるポイント
- DICでは細小血管に微小血栓ができます。
- 血小板と凝固因子が消費されます。
- DICでは血小板数は減少します。
- 出血症状と臓器障害が同時に問題になります。
- 敗血症はDICの代表的原因です。