33AM40|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・診察睡眠障害・構成失行・身体計測・脈拍
構成失行について正しいのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
この問題では、構成失行の特徴を、他の高次脳機能障害と区別します。
構成失行では、図形を描く、積み木で形を作る、物を配置するなど、空間的に構成する課題が難しくなります。
解説
構成失行は、運動麻痺や感覚障害がないにもかかわらず、形を構成したり模写したりすることができない状態です。積み木で見本と同じ形を作れない、図形を模写できないなどが代表です。
言語の復唱ができないのは失語症の一部でみられる症状です。上着の袖に腕を通せないのは着衣失行を考えます。触れた物の形がわからないのは立体認知の障害、つまり失認に関係します。
ひっかけポイント
「積み木」「図形模写」「空間的に組み立てる」が出たら構成失行を考えます。
選択肢の確認
1.言語の復唱ができない。
誤り。
言語の復唱障害は失語症でみられる症状です。構成失行ではありません。
2.上着の袖に腕を通せない。
誤り。
衣服を正しく着ることができない状態は着衣失行として考えます。構成失行とは異なります。
3.触れた物の形がわからない。
誤り。
触覚は保たれているのに触れた物を認識できない場合は、失認を考えます。構成失行ではありません。
4.積み木で形を模倣することができない。
正しい。
積み木で見本の形を再現できないことは、空間的構成が障害される構成失行の特徴です。
覚えるポイント
- 構成失行では図形模写や積み木構成が困難になります。
- 復唱障害は失語症で考えます。
- 衣服を着られない場合は着衣失行を考えます。
- 触れた物を認識できない場合は失認を考えます。
- 高次脳機能障害は、できない課題の種類で区別します。