33AM42|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学総論症候・診察睡眠障害・構成失行・身体計測・脈拍
脈拍について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、病態と脈拍変化の対応が問われています。
脳圧亢進では、血圧上昇、徐脈、呼吸異常をきたすことがあり、重症頭蓋内病変の重要なサインです。
解説
脳圧が上昇すると、脳血流を維持するために血圧が上がり、それに対する反射として徐脈がみられることがあります。これはクッシング現象として知られる重要な生体反応です。
貧血では酸素運搬能が低下するため、心拍出量を増やそうとして頻脈になりやすいです。甲状腺機能低下症では代謝が低下し、徐脈になりやすいです。パーキンソン病は頻脈そのものを代表所見とする疾患ではありません。
ひっかけポイント
貧血は頻脈、甲状腺機能低下症は徐脈、脳圧亢進は徐脈と整理します。
選択肢の確認
1.貧血では徐脈になる。
誤り。
貧血では血液の酸素運搬能が低下します。その代償として心拍数が増え、頻脈になりやすいです。
2.脳圧亢進では徐脈になる。
正しい。
脳圧亢進ではクッシング現象として血圧上昇、徐脈、呼吸異常がみられることがあります。重症の頭蓋内病変を疑う重要所見です。
3.パーキンソン病では頻脈になる。
誤り。
パーキンソン病では振戦、筋強剛、無動、姿勢反射障害が主な症状です。頻脈が代表的所見ではありません。
4.甲状腺機能低下症では頻脈になる。
誤り。
甲状腺機能低下症では代謝が低下し、徐脈、寒がり、体重増加、倦怠感などがみられやすいです。頻脈は甲状腺機能亢進症で考えます。
覚えるポイント
- 脳圧亢進では徐脈がみられることがあります。
- 貧血では頻脈になりやすいです。
- 甲状腺機能低下症では徐脈になりやすいです。
- 甲状腺機能亢進症では頻脈を考えます。