33AM52|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論眼科・精神・皮膚・感染症緑内障・パニック発作・アトピー性皮膚炎・抗酸菌
小児のアトピー性皮膚炎について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
この問題では、小児のアトピー性皮膚炎の特徴が問われています。
アトピー性皮膚炎では、皮膚バリア機能が低下し、かゆみを伴う湿疹が慢性的に繰り返されます。
解説
小児のアトピー性皮膚炎では、年齢により好発部位が変わります。幼児期以降では、肘窩や膝窩など、四肢大関節の屈側に湿疹がみられやすいです。
アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しており、乾燥や外部刺激に弱くなります。アレルギー反応としては主にI型アレルギーや炎症性免疫反応が関係します。
治療の基本はスキンケア、保湿、炎症を抑える外用薬です。抗ヒスタミン薬はかゆみ対策に補助的に用いられることがありますが、第一選択の中心ではありません。
ひっかけポイント
アトピー性皮膚炎は皮膚バリア機能の亢進ではなく低下です。治療は保湿と外用療法が基本です。
選択肢の確認
1.皮膚のバリア機能が亢進している。
誤り。
アトピー性皮膚炎では皮膚のバリア機能が低下しています。乾燥しやすく、刺激やアレルゲンが入りやすくなります。
2.湿疹は四肢大関節の屈側に認めることが多い。
正しい。
小児では肘窩や膝窩など、四肢大関節の屈側に湿疹がみられやすいです。年齢による好発部位の違いも重要です。
3.Ⅲ型アレルギーが関与している。
誤り。
アトピー性皮膚炎ではI型アレルギーや慢性炎症が関与します。Ⅲ型アレルギーが中心ではありません。
4.抗ヒスタミン薬の内服が第一選択である。
誤り。
治療の基本は保湿などのスキンケアと抗炎症外用薬です。抗ヒスタミン薬はかゆみを軽減する補助療法として用いられます。
覚えるポイント
- アトピー性皮膚炎では皮膚バリア機能が低下します。
- 小児では肘窩・膝窩など屈側に湿疹が出やすいです。
- 治療の基本はスキンケア、保湿、外用療法です。
- 抗ヒスタミン薬はかゆみ対策の補助として用いられます。