33PM162|第33回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
はり理論鍼具・手技・特殊鍼法古代九鍼・17手技・皮内鍼
基本17手技で鍼の刺入深度が最も深くなるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
基本17手技の操作内容から、刺入深度が最も深くなる手技を選ぶ問題です。屋漏術は刺入と雀啄を段階的に繰り返し、目的とする深部へ進める手技です。
解説
屋漏術は、屋根から落ちる雨漏りのように、一定の深さまで刺入して雀啄し、さらに深く刺入して雀啄する操作を数段階に分けて行います。そのため、選択肢の中では刺入深度が最も深くなります。
深部への刺鍼では、部位ごとの臓器、血管、神経までの距離を把握し、深度を機械的に決めないことが重要です。本問は手技の定義を問うもので、深刺を一律に勧めるものではありません。
選択肢の確認
1.屋漏術:正しい。屋漏術は刺入・雀啄を段階的に深める手技であり、最も深くなるため正しいです。
2.管散術:誤り。管散術は鍼管のみを皮膚に当て、弾入の要領で叩打して刺激する手技で、鍼を深く刺入しません。
3.細指術:誤り。細指術は刺鍼部位で弾入を繰り返す手技で、屋漏術のように段階的に深度を増すものではありません。
4.鍼尖転移法:誤り。鍼尖転移法は鍼尖を皮下に留めたまま皮膚とともに移動させ、刺激部位を変える手技で、深刺を目的としません。
覚えるポイント
- 屋漏術は段階的に刺入深度を増す。
- 管散術は鍼管だけで刺激する。
- 深刺では局所解剖と臓器損傷リスクを優先する。