34AM61|第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
臨床医学各論運動器・スポーツ・血液・感染症手根管症候群・スポーツ障害・肺炎・股関節症・血友病・関節リウマチ
手根管症候群の原因とならないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
この問題は「原因とならないのはどれか。」を問う問題です。
手根管症候群は、手首の手根管内で正中神経が圧迫されることで起こります。原因や誘因として、手根管内圧の上昇、腱鞘炎、浮腫、アミロイド沈着などを考えます。
解説
手根管症候群では、母指、示指、中指、環指橈側のしびれや痛み、母指球筋の萎縮などがみられます。障害される神経は正中神経です。
原因や関連因子としては、肥満、妊娠、糖尿病、関節リウマチ、甲状腺機能低下症、人工透析などがあります。妊娠では浮腫により手根管内圧が上がることがあります。人工透析ではアミロイド沈着により手根管症候群を起こすことがあります。
一方、貧血は手根管症候群の代表的な原因として扱いません。
ひっかけポイント
この問題は「原因とならないもの」を選びます。正答の3は、手根管症候群の原因としては通常扱わない選択肢です。
選択肢の確認
1.肥満
該当します。
肥満は手根管内圧の上昇などを介して、手根管症候群の発症に関連します。原因や危険因子として考えます。
2.妊娠
該当します。
妊娠では体液貯留や浮腫により手根管内圧が上がり、正中神経が圧迫されることがあります。手根管症候群の誘因になります。
3.貧血
正答。該当しません。
貧血は手根管内で正中神経を圧迫する代表的な原因ではありません。この問題では「原因とならないもの」を選ぶため、3が正答です。
4.人工透析
該当します。
長期人工透析ではアミロイドが沈着し、手根管内で正中神経を圧迫することがあります。手根管症候群の原因として重要です。
覚えるポイント
- 手根管症候群は正中神経の絞扼性障害です。
- 症状は母指、示指、中指、環指橈側のしびれが中心です。
- 妊娠、肥満、糖尿病、関節リウマチ、人工透析は関連因子です。
- 人工透析ではアミロイド沈着による手根管症候群を押さえます。
- 「原因とならないのは」では、正答選択肢は原因に該当しないものです。