34AM89第34回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

臨床医学総論乳房腫瘤の検査画像検査・確定診断

次の症例について問いに答えよ。「38歳の女性。身長160cm、体重55kg、胸囲88cm。毎年マンモグラフィを受けており、6か月前の検診でも異常を指摘されなかった。入浴時、左乳房に雀卵大のしこりがあることに気づいた。」最初に行うべき検査で最も適切なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

この問題では、乳房のしこりに対して最初に行う検査を選びます。

若年〜中年女性では乳腺濃度が高いことがあり、触知できるしこりの評価には超音波検査が有用です。

解説

この症例では、38歳女性が左乳房に雀卵大のしこりを自覚しています。6か月前のマンモグラフィで異常がなかったとしても、新たに触知する腫瘤がある場合は、改めて評価が必要です。

最初に行うべき検査としては、しこりの性状、嚢胞性か充実性か、境界、内部エコーなどを評価できる超音波検査が適切です。特に乳腺が高濃度になりやすい年齢では、超音波検査が有用です。

腫瘍マーカーや性ホルモン量測定は、乳房腫瘤の初期評価としては適切ではありません。マンモグラフィも重要ですが、この症例の最初の評価としては超音波検査を選びます。

まず見るポイント
触れるしこりがある場合は、画像でしこりそのものを確認します。若年女性では超音波検査が使いやすい検査です。

選択肢の確認

1.マンモグラフィ
誤り。
マンモグラフィは乳癌検診や石灰化の評価に重要ですが、6か月前に異常がなかったこと、38歳で乳腺濃度が高い可能性があることを考えると、最初にしこりを評価する検査としては超音波検査がより適切です。

2.超音波検査
正しい。
超音波検査は触知する乳房腫瘤の評価に有用です。嚢胞性か充実性か、形状、境界、内部構造などを確認できます。

3.性ホルモン量測定
誤り。
性ホルモン量測定は乳房のしこりの初期評価として最も適切ではありません。まず画像検査で腫瘤の性状を確認します。

4.腫瘍マーカー測定
誤り。
腫瘍マーカーは早期乳癌の診断確定や初期スクリーニングには適しません。しこりがある場合は、画像検査と必要に応じた病理検査が重要です。

覚えるポイント

  • 触知する乳房腫瘤では画像評価が必要です。
  • 若年〜中年女性では超音波検査が有用です。
  • マンモグラフィは石灰化や検診で重要です。
  • 腫瘍マーカーだけで乳癌の診断はできません。
  • 診断確定には病理組織検査が必要です。

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