3AM17|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午前(科目未分類)
大坐骨孔について誤っている記述はどれか。
解答・解説を見る
正解: 1
正答
1
この問題のポイント
大坐骨孔の形成と、梨状筋を基準にした通過構造を問う問題です。骨の切痕と二つの靱帯の関係を正確に押さえます。
解説
大坐骨孔は、大坐骨切痕が仙棘靱帯と仙結節靱帯によって孔に変えられて形成されます。大坐骨切痕は腸骨と坐骨にまたがります。梨状筋が大坐骨孔を通ることで、梨状筋上孔と梨状筋下孔に分かれます。上殿神経・上殿動静脈は梨状筋上孔を通り、坐骨神経など多くの構造は梨状筋下孔を通ります。殿部への刺鍼では坐骨神経や上・下殿血管の走行を意識し、安全な部位と深度を選ぶ必要があります。
選択肢の確認
1.大坐骨切痕と仙結節靭帯とで形成される。:誤り。大坐骨孔の形成には大坐骨切痕に加え、仙棘靱帯と仙結節靱帯の両方が関与します。
2.大坐骨切痕は坐骨と腸骨とによって形成される。:正しい。大坐骨切痕は腸骨と坐骨の部分によって形成されます。
3.梨状筋によって上下の 2 孔に分けられる。:正しい。梨状筋によって梨状筋上孔と梨状筋下孔に分けられます。
4.上殿神経が梨状筋上孔を通る。:正しい。上殿神経は上殿動静脈とともに梨状筋上孔を通ります。
覚えるポイント
- 大坐骨孔には仙棘靱帯と仙結節靱帯が関与する。
- 梨状筋が上孔と下孔を分ける。
- 上殿神経は梨状筋上孔を通る。
- 殿部刺鍼では坐骨神経と血管損傷に注意する。