3AM60|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午前(科目未分類)
出血傾向がみられない疾患はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
出血傾向を生じる機序を、血小板、凝固因子、血管壁の異常に分けて考える問題です。貧血そのものと出血傾向を区別します。
解説
急性骨髄性白血病では正常造血が抑制され、血小板減少から出血傾向を生じます。壊血病ではビタミンC欠乏によりコラーゲン形成が障害され、毛細血管が脆弱になります。肝硬変では凝固因子産生低下、血小板減少、ビタミンK代謝障害などが出血傾向につながります。鉄欠乏性貧血は慢性出血の結果として起こることがありますが、鉄欠乏自体が通常の出血傾向を直接起こすわけではありません。出血傾向のある患者への刺鍼では、出血・血腫の危険を評価し、必要に応じて施術を避け医療機関へ相談します。
選択肢の確認
1.急性骨髄性白血病:誤り。急性骨髄性白血病では血小板減少などにより出血傾向がみられます。
2.鉄欠乏性貧血:正しい。鉄欠乏性貧血そのものは通常、出血傾向を生じる疾患ではありません。
3.壊血病:誤り。壊血病では血管壁が脆弱となり、歯肉出血や皮下出血がみられます。
4.肝硬変:誤り。肝硬変では凝固因子低下や血小板減少により出血しやすくなります。
覚えるポイント
- 出血傾向は血小板・凝固因子・血管壁異常で起こる。
- 白血病では血小板減少に注意する。
- 壊血病は血管壁脆弱性を起こす。
- 肝硬変は凝固因子産生低下を起こす。
- 鉄欠乏性貧血は出血の結果になり得るが、通常は出血傾向の原因ではない。