3AM65|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午前(科目未分類)
アキレス腱反射が消失する椎間板ヘルニアの部位はどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
椎間板ヘルニアの高位と障害される神経根、腱反射を対応させる問題です。椎間板レベルと下位神経根の関係を押さえます。
解説
腰椎では椎間板ヘルニアがその直下を通過する神経根を圧迫することが多く、L5-S1椎間板ヘルニアではS1神経根が障害されます。アキレス腱反射の主な反射中枢はS1で、求心路・遠心路は脛骨神経です。そのためS1神経根障害ではアキレス腱反射が低下・消失し、足関節底屈筋力低下や足外側の感覚障害を伴うことがあります。膀胱直腸障害、会陰部感覚低下、急速な筋力低下は馬尾症候群の警告所見であり、直ちに医療評価が必要です。
選択肢の確認
1.L2-L3間:誤り。L2-L3間では主にL3神経根が影響され、アキレス腱反射とは対応しません。
2.L3-L4間:誤り。L3-L4間では主にL4神経根が障害され、膝蓋腱反射低下が問題になります。
3.L4-L5間:誤り。L4-L5間では主にL5神経根が障害され、アキレス腱反射低下は典型ではありません。
4.L5-S1間:正しい。L5-S1間ヘルニアではS1神経根が圧迫され、アキレス腱反射が低下・消失します。
覚えるポイント
- アキレス腱反射は主にS1である。
- L5-S1椎間板ヘルニアはS1神経根を障害しやすい。
- S1障害では足関節底屈筋力が低下し得る。
- 膀胱直腸障害は緊急評価が必要である。