3PM130|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
次の文で示す神経麻痺で、麻痺神経に対する治療穴として正しいのはどれか。「足関節は底屈し、内反もある。歩行は鶏歩となる。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
下肢の肢位と歩容から麻痺神経を推定し、その神経に近い経穴を選ぶ症例問題です。底屈・内反と鶏歩は総腓骨神経麻痺による下垂足を示し、腓骨頭近くの陽陵泉が対応します。
解説
総腓骨神経が障害されると前脛骨筋や腓骨筋群が麻痺し、足関節背屈と外反が弱くなります。相対的に底屈・内反位となり、つま先が床に引っかかるため膝を高く上げる鶏歩がみられます。
陽陵泉は腓骨頭前下方にあり、総腓骨神経が腓骨頸部を回る部位に近い経穴です。神経を直接強く刺激すると電撃痛や神経損傷を起こし得るため、解剖を確認し、強い放散感が出たら直ちに操作を中止します。
選択肢の確認
- 1.髀関:誤り。髀関は大腿前面で大腿神経領域に近く、総腓骨神経麻痺の対象穴ではありません。
- 2.陽陵泉:正しい。陽陵泉は腓骨頭近くにあり、総腓骨神経の走行部に近接します。
- 3.承筋:誤り。承筋は下腿後面で脛骨神経支配の下腿三頭筋上にあります。
- 4.湧泉:誤り。湧泉は足底にあり、総腓骨神経の主要走行部ではありません。
覚えるポイント
- 総腓骨神経麻痺では下垂足・内反・鶏歩。
- 総腓骨神経は腓骨頸部で表在する。
- 陽陵泉周囲では神経への強刺激を避ける。