3PM133第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の治療対象とする病証で適切なのはどれか。「55 歳の男性。めまい、目のかすみ、こむら返りを訴える。爪が白く、脈状は細。」

解答・解説を見る

正解: 1

正答

1

この問題のポイント

症状・爪・脈から五臓病証を組み立てる症例問題です。目、筋・腱、爪、血を養う働きの低下がそろっており、肝血不足を中心とする肝の病証が考えられます。

解説

肝は血を蔵し、目に開竅し、筋を主り、その華は爪にあるとされます。肝血が不足すると、目が十分に養われずめまい・目のかすみが生じ、筋が養われずこむら返りを起こし、爪は白くつやを失います。血虚を示す細脈も一致します。

このように、症状を一つずつ五臓の生理作用へ結びつけると、肝の病証に至ります。現代医学的には貧血、眼疾患、電解質異常なども鑑別します。

選択肢の確認

  • 1.肝の病証:正しい。目のかすみ、筋けいれん、爪の白さ、細脈は肝血不足を中心とする肝の病証に合います。
  • 2.脾の病証:誤り。脾の病証では食欲不振、腹満、軟便、倦怠などが中心です。
  • 3.肺の病証:誤り。肺の病証では咳、息切れ、鼻・皮毛の症状などが中心です。
  • 4.心の病証:誤り。心の病証では動悸、不眠、精神活動や血脈の異常が中心です。

覚えるポイント

  • 肝は血を蔵し、目・筋・爪と関係する。
  • 目のかすみ+筋けいれん+爪が白い+細脈は肝血虚を考える。
  • めまい・こむら返りは貧血や電解質異常も鑑別する。
3PM1323PM134
学習アプリでこの問題を解く(記録・メモ・カード化)