3PM81|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
大腿骨頸部内側骨折について誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
大腿骨頸部内側骨折で問題となる血行障害と、典型的な肢位を見分ける問題です。関節包内骨折では骨頭へ向かう血管が損傷されやすく、骨癒合不全や大腿骨頭壊死につながります。
解説
大腿骨頸部内側骨折は、高齢者が転倒した際に生じやすい関節包内骨折です。骨折によって大腿骨頭への主要な血流を担う大腿骨頸部周囲の血管が損傷されることがあり、血行が保たれるとはいえません。そのため骨癒合が遅れやすく、偽関節や大腿骨頭壊死が問題になります。
骨折側の下肢は短縮し、外旋位をとることが典型です。転倒後の股関節痛、起立・歩行困難、下肢の外旋がある場合は、鍼灸施術より先に画像検査を含む医療機関での評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.老人に多い。:正しい。骨粗鬆症を背景とする高齢者の転倒で生じやすい骨折です。
- 2.下肢は外旋位をとる。:正しい。腸腰筋や外旋筋群などの作用により、患側下肢は外旋位をとりやすくなります。
- 3.骨頭への血行は保たれている。:誤り。関節包内で骨頭へ向かう血管が損傷されやすく、骨頭の血行障害を生じる可能性があります。
- 4.骨癒合に長時間を要する。:正しい。血行不良と骨折部の条件から骨癒合が遅れやすく、偽関節を起こすことがあります。
覚えるポイント
- 大腿骨頸部内側骨折は関節包内骨折である。
- 高齢者の転倒、股関節痛、下肢の短縮・外旋が典型である。
- 血行障害により大腿骨頭壊死や偽関節を起こしやすい。