3PM82|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
骨粗鬆症について誤っているものはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
骨粗鬆症の好発者、骨組織の変化、脆弱性骨折の治療方針を整理する問題です。脊椎圧迫骨折があっても、すべてが手術適応になるわけではありません。
解説
骨粗鬆症では骨量と骨質が低下し、海綿骨の骨梁が減少・菲薄化します。閉経後はエストロゲン低下によって骨吸収が進みやすいため、閉経後女性に多くみられます。脊椎圧迫骨折は腰背部痛、身長低下、脊柱後弯の原因になります。
脊椎圧迫骨折の多くは、疼痛管理、装具、早期離床、運動療法、骨粗鬆症治療などの保存的治療が基本です。神経障害、不安定性、強い疼痛の遷延などがある一部の症例で手術や椎体形成術が検討されます。
選択肢の確認
- 1.閉経後の女性に発生しやすい。:正しい。閉経後のエストロゲン低下は骨吸収を促進し、骨粗鬆症の重要な要因になります。
- 2.海綿骨の骨梁が減少する。:正しい。特に海綿骨で骨梁の減少や菲薄化が進み、骨の微細構造が弱くなります。
- 3.腰背部痛の原因となる。:正しい。椎体圧迫骨折や脊柱変形は腰背部痛の原因になります。
- 4.脊椎圧迫骨折があれば手術を行う。:誤り。圧迫骨折があるだけで直ちに手術するのではなく、多くは保存的に治療します。
覚えるポイント
- 閉経後骨粗鬆症では骨吸収が亢進する。
- 椎体、近位大腿骨、橈骨遠位端は脆弱性骨折の好発部位である。
- 脊椎圧迫骨折は原則として保存的治療から検討する。