3PM84|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
重症熱傷でみられないのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
重症熱傷の全身反応を、毛細血管透過性亢進から考える問題です。急性期は血漿が血管外へ漏出するため、循環血漿量は増えるのではなく減少します。
解説
重症熱傷では炎症性メディエーターにより毛細血管透過性が亢進し、血漿成分が血管外へ移動します。その結果、循環血漿量が減少して熱傷性ショックを起こし、蛋白漏出による低タンパク血症や浮腫がみられます。
循環不全やミオグロビン尿などは腎障害の原因になります。また、重い侵襲に伴うストレス潰瘍として十二指腸を含む上部消化管にカーリング潰瘍を生じることがあります。重症熱傷は気道熱傷やショックを伴う可能性があり、救急対応が優先されます。
選択肢の確認
- 1.低タンパク血症:みられる。血漿蛋白の血管外漏出や蛋白喪失により低タンパク血症を生じます。
- 2.循環血漿量増加:みられない。急性期は血管外への体液移動により循環血漿量が減少します。
- 3.腎障害:みられる。循環不全、脱水、筋組織障害などにより急性腎障害を起こすことがあります。
- 4.十二指腸潰瘍:みられる。重症侵襲に伴うカーリング潰瘍として十二指腸潰瘍を生じることがあります。
覚えるポイント
- 重症熱傷では毛細血管透過性亢進により血漿量が減少する。
- 低タンパク血症、浮腫、ショック、腎障害に注意する。
- ストレス潰瘍としてカーリング潰瘍が知られる。