3PM87|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
創傷感染症について正しい記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
代表的な創傷感染症の原因菌と病変部位を整理する問題です。破傷風毒素は中枢神経系の抑制機構を障害し、筋強直やけいれんを起こします。
解説
破傷風菌が産生するテタノスパスミンは神経終末から取り込まれ、中枢神経系へ逆行性に移動します。抑制性神経伝達を妨げるため、開口障害、後弓反張、全身の筋強直などを生じます。
せつ・ようは主に黄色ブドウ球菌による毛包周囲の化膿性感染です。ひょう疽は手指・足趾の急性化膿性炎症であり、蜂巣織炎は真皮深層から皮下組織に広がる感染症です。発赤、腫脹、熱感、疼痛、発熱がある部位には刺鍼せず、感染の医療評価を優先します。
選択肢の確認
- 1.せつ、ようの原因は連鎖球菌が多い。:誤り。せつ・ようの主な原因は黄色ブドウ球菌です。
- 2.ひょう疽は四肢の慢性炎症をいう。:誤り。ひょう疽は主に手指や足趾に生じる急性の化膿性炎症です。
- 3.蜂巣織炎とは筋肉の感染症である。:誤り。蜂巣織炎は主に真皮深層から皮下組織のびまん性感染で、筋肉感染そのものではありません。
- 4.破傷風菌の毒素は中枢神経を障害する。:正しい。破傷風毒素は中枢神経系の抑制性神経伝達を障害します。
覚えるポイント
- せつ・ようは黄色ブドウ球菌が代表的である。
- 蜂巣織炎は皮膚深部から皮下組織の感染である。
- 感染部位への刺鍼を避け、全身症があれば速やかに医療へつなぐ。