3PM93|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
脳卒中後遺症について正しい記述はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
脳卒中後の高次脳機能障害、麻痺の経過、肩関節障害を整理する問題です。弛緩期には肩周囲筋の支持が失われ、麻痺側肩関節に亜脱臼が起こりやすくなります。
解説
脳卒中発症直後は弛緩性麻痺となることが多く、上肢の重みを支えられないため上腕骨頭が下方へ移動し、肩関節亜脱臼を生じることがあります。適切なポジショニング、上肢支持、肩甲帯を含む訓練が重要です。
失語症は多くの場合、優位半球である左大脳半球の障害により右片麻痺と組み合わされます。失認や半側空間無視は右半球障害による左片麻痺でみられやすく、発症初期から必ず強い痙性になるわけではありません。
選択肢の確認
- 1.左片麻痺に失語症が起こる。:誤り。失語症は左半球障害で起こりやすく、その場合は右片麻痺を伴うことが多いです。
- 2.右片麻痺に失認症が起こる。:誤り。失認や半側空間無視は右半球障害による左片麻痺でみられやすい傾向があります。
- 3.麻痺側肩関節に亜脱臼が起こる。:正しい。弛緩性麻痺と肩周囲筋の支持低下により、麻痺側肩関節に亜脱臼を生じます。
- 4.発症初期から強い痙性麻痺が起こる。:誤り。発症初期は弛緩性麻痺で始まり、その後に痙性が出現することが多いです。
覚えるポイント
- 左半球障害は右片麻痺と失語、右半球障害は左片麻痺と失認・無視を伴いやすい。
- 脳卒中初期は弛緩性麻痺が多い。
- 麻痺側肩の亜脱臼予防には上肢支持と適切なポジショニングが重要である。