3PM96|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
大腿切断について誤っている記述はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
大腿切断の原因、義足装着を妨げる因子、幻肢感覚と幻肢痛の違いを問う問題です。幻肢感覚は切断肢が存在するように感じる現象で、必ずしも日常生活動作の障害にはなりません。
解説
大腿切断は外傷のほか、閉塞性動脈硬化症などの末梢循環障害を原因として行われることがあります。全身状態、断端の長さ、筋力、心肺機能などの条件が整えば、大腿義足による実用的歩行が可能です。
断端浮腫は断端容積を不安定にし、ソケット適合や義足装着を妨げます。幻肢感覚は切断した肢の存在や姿勢を感じる現象で、多くはそれ自体が重大なADL障害とはなりません。一方、痛みを伴う幻肢痛は睡眠や生活動作を妨げることがあります。
選択肢の確認
- 1.閉塞性動脈硬化症が原因となる。:正しい。末梢動脈疾患による虚血や壊死は切断原因の一つです。
- 2.実用的義足歩行が可能である。:正しい。適切な義足と訓練により実用的義足歩行が可能な場合があります。
- 3.断端浮腫は義足装着の障害となる。:正しい。断端浮腫はソケット適合を悪くし、義足装着の障害になります。
- 4.幻肢感覚は日常生活動作の障害となる。:誤り。幻肢感覚は必ずしもADL障害にならず、障害となりやすいのは強い幻肢痛です。
覚えるポイント
- 大腿切断では循環障害が重要な原因となる。
- 断端浮腫の管理は義足適合に直結する。
- 幻肢感覚と、痛みを伴う幻肢痛を区別する。