3PM98|第3回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第3回午後(科目未分類)
次の文で示す症状を訴えるのはどの経絡の病証か。「腋窩部の腫れ、上肢のひきつれ、手掌のほてり及び季肋部のつかえ。」
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
経脈病証の特徴から、どの経脈に一致するかを見分ける問題です。腋窩部、上肢内側、手掌、胸脇部にまたがる症状は手の厥陰心包経の流注と病証に合います。
解説
手の厥陰心包経は胸中に起こり、心包に属し、横隔膜を下って三焦に絡します。体表では腋窩付近から上腕・前腕の内側中央を通り、手掌を経て中指へ向かいます。
このため、腋窩部の腫れ、上肢内側のひきつれ、手掌の熱感、胸部や季肋部のつかえは心包経の病証として整理されます。現代医学的には胸部症状や上肢症状には心血管疾患や神経障害もあるため、弁証と医学的鑑別を混同しません。
選択肢の確認
- 1.手の太陽小腸経:誤り。小腸経は上肢後面尺側から肩甲部、頬部、耳周囲へ流れます。
- 2.手の厥陰心包経:正しい。心包経は胸中、腋窩付近、上肢内側中央、手掌を通り、提示症状と一致します。
- 3.手の陽明大腸経:誤り。大腸経は上肢外側前方から肩、頸、顔面へ流れます。
- 4.手の少陽三焦経:誤り。三焦経は上肢後面中央から肩、頸、耳周囲へ流れます。
覚えるポイント
- 心包経は上肢内側中央を走行し、中指へ至る。
- 心包経病証では胸部症状、手掌熱、上肢のひきつれが手掛かりになる。
- 胸部症状では東洋医学的病証と緊急疾患の鑑別を分けて考える。