4AM52|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午前(科目未分類)
腹水が滲出液となる疾病はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
腹水を滲出液と漏出液に分け、その発生機序を問う問題です。炎症性病変と圧・蛋白異常を区別します。
解説
腹膜炎では炎症により毛細血管透過性が亢進し、蛋白や細胞成分を多く含む滲出液が腹腔へ貯留します。肝硬変や右心不全では門脈圧・静脈圧上昇、ネフローゼ症候群では低アルブミン血症による膠質浸透圧低下が中心で、古典的には漏出液性腹水として整理されます。現在の臨床では血清腹水アルブミン較差なども用いて原因を評価します。
選択肢の確認
1.肝硬変:誤り。肝硬変の腹水は主に門脈圧亢進と低アルブミン血症による漏出性です。
2.右心不全:誤り。右心不全では静脈圧上昇により漏出性の腹水が生じます。
3.ネフローゼ症候群:誤り。ネフローゼ症候群では低アルブミン血症により漏出性の体液貯留が起こります。
4.腹膜炎:正しい。腹膜炎では炎症性の血管透過性亢進により滲出液が生じます。
覚えるポイント
- 炎症では滲出液が生じる。
- 静脈圧上昇や低アルブミンでは漏出液が生じる。
- 腹膜炎は滲出性腹水の代表である。