4PM130|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の治療対象とする病証で適切なのはどれか。「腰が重だるく、夜間頻尿を伴い、下肢が冷え、力が入らない。下腹部が柔らかく、尺中の脈は弱い。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
腰、夜間頻尿、下肢冷え、小腹の軟弱、尺脈の弱さをまとめて五臓病証を判断する問題です。腎陽・腎気の不足を示す所見がそろっています。
解説
腎は精を蔵し、水液代謝、納気、生殖、骨・腰・耳・二陰と関係するとされます。腎気や腎陽が不足すると、腰の重だるさ、夜間頻尿、下肢の冷え・無力、小腹の軟弱、尺脈の弱さが現れます。
肺病証なら咳や息切れ、脾病証なら食欲不振・軟便、肝病証なら目・筋・情志・脇部の症状が中心です。夜間頻尿は前立腺疾患、糖尿病、心不全などでも起こるため、持続する場合は医学的評価が必要です。
選択肢の確認
- 1.腎の病証:正しい。腰、排尿、冷え、尺脈の弱さは腎の病証に一致します。
- 2.肺の病証:誤り。肺の病証では咳、喘鳴、息切れ、皮毛・鼻の症状が中心です。
- 3.脾の病証:誤り。脾の病証では食欲不振、腹満、軟便、倦怠が中心です。
- 4.肝の病証:誤り。肝の病証では頭痛、めまい、目、筋、情志の症状が中心です。
覚えるポイント
- 腰は腎の府。
- 夜間頻尿・下肢冷え・尺脈弱は腎虚を考える。
- 夜間頻尿では泌尿器・代謝・循環器疾患も鑑別する。