4PM132|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の刺鍼対象とする部位はどれか。「25 歳男性。肩関節前部の痛みを訴える。結節間溝部の圧痛。ヤーガソンテスト陽性。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
肩前面痛、結節間溝圧痛、ヤーガソンテスト陽性から障害組織を特定する症例問題です。これらは上腕二頭筋長頭腱障害を示します。
解説
上腕二頭筋長頭腱は肩関節内から結節間溝を通って上腕二頭筋へ続きます。ヤーガソンテストは肘屈曲位で前腕回外に抵抗を加え、結節間溝部痛が再現されれば長頭腱炎や腱鞘部障害を示唆します。
棘上筋腱は肩峰下で外転時痛に関係し、三角筋後部線維と大円筋は結節間溝部痛の主病変ではありません。急な断裂音、著明な筋力低下、ポパイ変形がある場合は腱断裂を疑い、医療評価を優先します。腱へ直接強く刺す操作は避けます。
選択肢の確認
- 1.棘上筋腱:誤り。棘上筋腱障害では外転時痛やペインフルアークなどが中心です。
- 2.三角筋後部線維:誤り。三角筋後部線維は肩伸展・外旋などに関与し、結節間溝圧痛の原因ではありません。
- 3.上腕二頭筋長頭筋腱:正しい。結節間溝圧痛とヤーガソンテスト陽性は上腕二頭筋長頭腱障害を示します。
- 4.大円筋:誤り。大円筋は上腕内転・内旋・伸展に働き、結節間溝を通りません。
覚えるポイント
- ヤーガソンテストは上腕二頭筋長頭腱。
- 長頭腱は結節間溝を通る。
- 断裂疑いでは画像を含む医療評価を優先する。