4PM133|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す患者に対する局所施術で適切でないのはどれか。「35歳女性。左膝が痛み、熱感と腫張がある。血液検査ではRAテスト陽性、CRP値は高い。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
熱感・腫脹と炎症反応高値を伴う活動性関節炎に対し、安全な局所施術を選ぶ問題です。関節腔内へ鍼を刺入することは感染・組織損傷の危険があり不適切です。
解説
RAテスト陽性、CRP高値、膝の熱感・腫脹は炎症活動性の高い関節リウマチを示唆します。関節腔内刺鍼は滑膜・軟骨を傷つけ、細菌を持ち込んで化膿性関節炎を起こす危険があるため行いません。
設問上、皮膚鍼や関節周囲の筋・腱への施術、糸状灸は関節腔を避けた方法として区別されます。ただし実際の急性炎症期には強刺激や強い温熱を避け、主治医による薬物治療と疾患活動性の管理を優先します。発熱や急激な単関節腫脹では感染性関節炎を緊急に除外します。
選択肢の確認
- 1.膝関節の関節腔内刺鍼:誤り。関節腔内刺鍼は感染、出血、滑膜・軟骨損傷の危険があり避けます。
- 2.膝関節周囲の皮膚鍼:正しい。皮膚鍼は関節腔へ入れない表層刺激ですが、炎症活動性に応じ刺激量を抑えます。
- 3.膝関節周囲の筋・腱への刺鍼:正しい。関節腔を避けて周囲筋・腱を対象としますが、熱感・腫脹が強い部位への強刺激は避けます。
- 4.膝関節周囲の糸状灸:正しい。関節腔外の方法ですが、活動性炎症では熱刺激の強さと熱傷に十分注意します。
覚えるポイント
- 活動性関節炎へ関節腔内刺鍼は行わない。
- 急性炎症期は強刺激・強い温熱を避ける。
- 発熱を伴う急な関節腫脹は感染性関節炎を除外する。