4PM134|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
次の文で示す運動麻痺の罹患神経に対する治療穴として適切なのはどれか。「手背の骨間溝が著名で鷲手がみられる。フローマン徴候陽性。」
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
鷲手、骨間筋萎縮、フローマン徴候から麻痺神経を判断し、その走行に近い経穴を選ぶ問題です。これらは尺骨神経麻痺の所見です。
解説
尺骨神経が障害されると骨間筋や虫様筋の一部、母指内転筋が麻痺し、手背骨間溝の陥凹、環指・小指の鷲手変形、フローマン徴候陽性がみられます。支正は前腕尺側の小腸経絡穴で、尺骨神経領域に近いため選択されます。
郄門と大陵は正中神経の走行に近く、偏歴は前腕橈側で橈骨神経浅枝の領域に近い穴です。尺骨神経麻痺では肘部管症候群、ギヨン管症候群、頸神経根障害などを鑑別し、進行する筋萎縮は専門診療につなげます。
選択肢の確認
- 1.支正:正しい。支正は前腕尺側にあり、尺骨神経を対象とする局所穴です。
- 2.郄門:誤り。郄門は前腕前面で正中神経の走行に近い穴です。
- 3.偏歴:誤り。偏歴は前腕橈側にあり、尺骨神経の主要走行部ではありません。
- 4.大陵:誤り。大陵は手関節前面で正中神経に近接します。
覚えるポイント
- 鷲手・骨間筋萎縮・フローマン徴候は尺骨神経麻痺。
- 支正は前腕尺側。
- 進行性筋萎縮では神経伝導検査などの評価を優先する。