4PM135第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)

次の文で示す患者に対する治療方針で瀉法を行う適切な経絡はどれか。「45歳の女性。痰がでて息苦しく、痰は少なく粘る。顔面紅潮、喉の渇きがある。脈は実。」

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

痰の性状、顔面紅潮、口渇、実脈から東洋医学的な病機を判断し、瀉すべき経脈を選ぶ問題です。肺に痰熱が壅盛した実証と考えます。

解説

息苦しさと痰は肺の宣発・粛降失調を示します。痰が少なく粘る、顔面紅潮、口渇、実脈は熱と実の所見であり、痰熱が肺を塞ぐ肺実証として整理します。そのため肺経に瀉法を行い、肺気の壅滞と熱をさばく方針です。

これは東洋医学的弁証であり、喘息発作、肺炎、心不全などの現代医学的診断とは区別します。会話困難、チアノーゼ、意識変化、急速な呼吸悪化があれば、施術せず救急対応します。

選択肢の確認

  • 1.腎経:誤り。腎経は納気や水液代謝と関係しますが、本症例の痰熱・肺実の中心ではありません。
  • 2.肺経:正しい。咳痰・呼吸困難に熱実所見が加わり、肺経を瀉す方針です。
  • 3.脾経:誤り。脾は痰の生成源として関係することがありますが、現れている主病位は肺です。
  • 4.肝経:誤り。肝火が肺へ影響する場合もありますが、本問では肺の痰熱症状が中心です。

覚えるポイント

  • 粘る痰・口渇・紅潮・実脈は痰熱実証。
  • 肺実証では肺経を瀉す。
  • 重い呼吸困難は施術より救急対応を優先する。
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