4PM136第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)

次の文で示す患者の治療対象となる病証で適切なのはどれか。「52歳の女性。主訴は耳鳴り。顔面紅潮、口が苦い、怒りっぽい、便秘などの症状がある。肩の張ったようなこり、胸脇苦満がみられる。脈は弦で数。」

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

耳鳴りに加え、顔面紅潮、口苦、易怒、便秘、胸脇苦満、弦数脈から五臓病証を判断する症例問題です。肝火上炎を中心とする肝の病証です。

解説

肝は疏泄を主り、情志と関係します。肝気が鬱滞して火に化すと、怒りっぽい、顔面紅潮、口苦、便秘、胸脇苦満、弦数脈などが現れ、火が上炎して耳鳴りを起こすと考えます。

耳は腎と関係しますが、本症例は冷え・腰膝酸軟・細弱脈といった腎虚所見ではなく、明確な熱実所見がそろっています。急な片側耳鳴り、難聴、めまい、神経症状がある場合は耳鼻科・神経学的評価を優先します。

選択肢の確認

  • 1.肝の病証:正しい。易怒、口苦、胸脇苦満、顔面紅潮、弦数脈は肝火上炎に合います。
  • 2.心の病証:誤り。心の病証では動悸、不眠、神志異常などが中心です。
  • 3.脾の病証:誤り。脾の病証では食欲不振、腹満、軟便、倦怠が中心です。
  • 4.肺の病証:誤り。肺の病証では咳、喘鳴、鼻・皮毛の症状が中心です。

覚えるポイント

  • 肝火上炎は易怒・顔面紅潮・口苦。
  • 胸脇苦満と弦脈は肝の病証。
  • 急な耳鳴り・難聴は耳鼻科評価を優先する。
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