4PM144|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
刺鍼による交感神経機能抑制でみられる現象はどれか。
解答・解説を見る
正解: 2
正答
2
この問題のポイント
交感神経機能が抑制されたときの各臓器反応を問う問題です。心臓への交感神経作用が弱まると心拍数は減少します。
解説
交感神経は心臓のβ1受容体を介して心拍数と心収縮力を増加させます。したがって交感神経機能が抑制されると、相対的に心拍数は減少する方向へ働きます。
気管支筋弛緩、腸蠕動抑制、副腎髄質からのカテコールアミン分泌亢進はいずれも交感神経活動の亢進側の反応です。刺鍼の自律神経反応は刺激部位・強度や個人差で変化するため、一律の治療効果として断定しません。
選択肢の確認
- 1.気管支筋弛緩:誤り。気管支筋弛緩は主に交感神経β2作用の亢進で起こります。
- 2.心拍数減少:正しい。心臓への交感神経作用が抑制されると心拍数は減少します。
- 3.腸蠕動減弱:誤り。交感神経は腸蠕動を抑制するため、その機能抑制では蠕動はむしろ増加方向です。
- 4.副腎髄質機能の亢進:誤り。副腎髄質機能亢進は交感神経活動の亢進に伴います。
覚えるポイント
- 交感神経β1作用は心拍数・収縮力を増やす。
- 交感神経抑制では心拍数が減少方向。
- 交感神経亢進は気管支拡張・腸運動抑制。