4PM156|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
施灸による火傷の反応として適切でないものはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
施灸による熱傷・炎症反応で起こる局所・全身反応を判別する問題です。侵害受容器は炎症物質により感作され、興奮性が減弱するのではなく高まります。
解説
熱傷では損傷細胞や肥満細胞などからヒスタミン、プロスタグランジン、ブラジキニンなどが放出されます。これらは血管拡張・透過性亢進を起こし、発痛物質として侵害受容器を興奮・感作させます。
炎症や組織損傷に対する全身反応として白血球数が増え、骨髄から幼若な好中球が動員される左方移動がみられることがあります。したがって侵害受容器の興奮性減弱は適切ではありません。施灸で深い熱傷を作らないことが最優先です。
選択肢の確認
- 1.血管拡張物質の遊離:正しい。ヒスタミンなどの血管拡張物質が遊離され、発赤を生じます。
- 2.内因性発痛物質:正しい。ブラジキニンやプロスタグランジンなど内因性発痛物質が関与します。
- 3.侵害受容器の興奮性の減弱:誤り。炎症物質により侵害受容器は感作され、興奮性は増大します。
- 4.幼若白血球の増加:正しい。炎症反応では幼若好中球の増加を伴うことがあります。
覚えるポイント
- 熱傷では血管拡張・透過性亢進が起こる。
- 発痛物質は侵害受容器を感作する。
- 施灸では意図しない熱傷を予防する。