4PM82|第4回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第4回午後(科目未分類)
疾患と症状との組合せで誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
神経・肝疾患にみられる代表症候を対応させる問題です。振戦、感覚解離、筋力低下、パーキンソン症状の特徴を整理します。
解説
ウィルソン病は銅代謝異常により肝臓や中枢神経に銅が蓄積し、肝障害に加えて振戦や筋強剛などを示します。特徴的な振戦として翼を広げるような羽ばたき様の振戦が挙げられ、重い肝障害ではアステリキシスもみられ得ます。
脊髄空洞症では脊髄中心部の交連線維が障害され、温痛覚が低下する一方で触覚・深部感覚が比較的保たれる感覚解離が典型です。筋萎縮性側索硬化症では上位・下位運動ニューロン障害から筋力低下が進行します。パーキンソン病の中核は無動、筋強剛、静止時振戦、姿勢保持障害であり、視力障害は代表症状ではありません。
選択肢の確認
- 1.ウィルソン病 ― 羽ばたき振戦:正しい。ウィルソン病では中枢神経への銅沈着により特徴的な振戦がみられ、肝障害が重い場合は羽ばたき振戦も生じ得ます。
- 2.脊髄空洞症 ― 感覚解離:正しい。脊髄中心部の障害で温痛覚と触覚・深部感覚が解離します。
- 3.筋萎縮性側索硬化症 ― 筋力低下:正しい。筋萎縮性側索硬化症では運動ニューロンが変性し、進行性の筋力低下と筋萎縮を生じます。
- 4.パーキンソン病 ― 視力障害:誤り。パーキンソン病の代表症状は無動、筋強剛、静止時振戦、姿勢保持障害で、視力障害ではありません。
覚えるポイント
- 脊髄空洞症は温痛覚優位の感覚解離。
- 筋萎縮性側索硬化症は進行性筋力低下を示す。
- パーキンソン病の四徴に視力障害は含まれない。