5AM40|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午前(科目未分類)
発熱について正しい記述はどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
発熱の機序を、単なる体温上昇である高体温と区別する問題です。発熱物質が視床下部の体温設定値を上げる流れを理解します。
解説
感染や炎症で産生された発熱性サイトカインは、プロスタグランジンなどを介して視床下部の体温調節設定値を上げます。身体は新しい設定値に達するまで皮膚血管収縮や悪寒・戦慄を起こし、熱放散を減らして産熱を高めます。39℃程度で直ちに全身タンパク質が変性するわけではありませんが、高熱や意識障害、項部硬直、呼吸困難などがあれば施術より医療評価を優先します。
選択肢の確認
1.体温が 39℃になるとタンパク質が変性する。:誤り。39℃になっただけで体内タンパク質が一律に変性するわけではありません。ただし高熱は重症疾患の徴候となり得ます。
2.発熱物質の作用により産熱が高まる。:正しい。発熱物質により設定温度が上がると、戦慄や代謝亢進によって産熱が増えます。
3.深部体温は変化しない。:誤り。発熱では深部体温が実際に上昇します。
4.中脳が関与する。:誤り。体温調節中枢の中心は中脳ではなく視床下部です。
覚えるポイント
- 発熱は視床下部の設定温度上昇による。
- 悪寒・戦慄は新しい設定値まで体温を上げる反応。
- 高熱に重い全身症状を伴う場合は医療評価を優先する。