5AM61|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午前(科目未分類)
頸肩腕痛の原因とならない疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
頸部から肩・上肢にかけて痛みやしびれを起こす病態を見分ける問題です。頸椎・胸郭出口の障害と、手関節部に限局する絞扼性神経障害を区別します。
解説
胸郭出口症候群では腕神経叢や鎖骨下血管が頸胸移行部で圧迫され、頸肩腕の痛み・しびれ・だるさを生じます。後縦靭帯骨化症や頸椎椎間板ヘルニアでは脊髄・神経根障害により頸部痛や上肢症状が現れます。手根管症候群は手関節で正中神経が圧迫される疾患で、主症状は母指から環指橈側のしびれや母指球筋力低下であり、頸肩腕痛の代表的原因とはしません。進行する筋力低下、巧緻運動障害、歩行障害、膀胱直腸障害があれば医療評価を優先します。
選択肢の確認
1.胸郭出口症候群:誤り。胸郭出口症候群は腕神経叢などの圧迫により、頸肩腕の痛みや上肢のしびれを起こします。
2.後縦靭帯骨化症:誤り。後縦靭帯骨化症は頸髄や神経根を圧迫し、頸部・上肢症状の原因となります。
3.頸椎椎間板ヘルニア:誤り。頸椎椎間板ヘルニアは神経根症や脊髄症を起こし、頸肩腕痛の代表的原因です。
4.手根管症候群:正しい。手根管症候群は手関節部の正中神経絞扼で、手指症状が中心となり、頸肩腕痛の代表的原因ではありません。
覚えるポイント
- 胸郭出口症候群は腕神経叢・鎖骨下血管の圧迫。
- 頸椎疾患は神経根症または脊髄症を起こす。
- 手根管症候群は手関節での正中神経障害。
- 歩行障害や膀胱直腸障害は緊急評価を要する。