5AM77第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問

過去問題(未分類)第5回午前(科目未分類)

脊髄損傷の合併症とその処置との組合せで誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

1

この問題のポイント

脊髄損傷に伴う生命危機と日常的合併症に対する処置を問う問題です。酸素投与と換気補助の違いを理解することが最重要です。

解説

高位頸髄損傷で横隔神経や呼吸補助筋が障害されると、自力換気が不十分になります。この場合、酸素マスクで酸素濃度を上げるだけでは二酸化炭素排出と換気量を確保できず、気道確保とバッグ・人工呼吸器などによる換気補助が必要です。褥瘡には除圧・体位変換、尿閉には適切な導尿と尿路管理を行います。過高熱への薬物対応は出題当時の整理が反映されており、現在は原因評価、冷却、循環・呼吸管理を含む医師主導の全身管理が必要で、ステロイドを一律に自己判断で用いるものではありません。

選択肢の確認

1.呼吸麻痺 ― 酸素マスク:誤り。呼吸麻痺では酸素マスクだけでは換気を代行できません。気道確保と人工換気を直ちに行う必要があります。
2.過高熱 ― 副腎皮質ステロイド薬:正しい。出題当時の整理では、過高熱に対する全身管理の一環として副腎皮質ステロイド薬が挙げられています。現在は一律の第一選択とせず、原因に応じた医師管理が必要です。
3.褥瘡 ― 体位変換:正しい。褥瘡予防・治療では定期的な体位変換と除圧が基本です。
4.尿閉 ― 導尿:正しい。神経因性膀胱による尿閉には、適切な導尿と感染を防ぐ尿路管理が必要です。

覚えるポイント

  • 呼吸麻痺には酸素投与だけでなく換気補助が必要。
  • 褥瘡は除圧と体位変換で予防する。
  • 尿閉には導尿を含む尿路管理を行う。
  • 高熱は冷却と原因評価を含む医師主導の全身管理が必要。
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