5PM130|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
次の文で示す患者への低周波鍼通電療法で適切なデルマトームはどれか。「40歳の男性。1か月前から腰痛および下腿前外側から足背にかけての痛みとしびれ感とがある。ブラガード徴候陽性。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
腰痛と下腿前外側から足背への放散痛、神経伸張テスト陽性から障害神経根を推定する問題です。デルマトームの分布が決め手です。
解説
L5神経根障害では、下腿前外側から足背、母趾付近に痛みやしびれが広がりやすく、足関節背屈や母趾伸展の筋力低下を伴うことがあります。ブラガード徴候は下肢伸展挙上後に足関節背屈を加えて神経症状を再現する検査で、坐骨神経・腰仙部神経根の刺激を示唆します。膀胱直腸障害、会陰部感覚低下、急速な筋力低下は馬尾症候群の可能性があり緊急評価が必要です。
選択肢の確認
1.L1:誤り。L1デルマトームは鼠径部付近であり、下腿前外側から足背の症状とは一致しません。
2.L3:誤り。L3デルマトームは大腿前面から膝内側付近であり、本症例の分布とは一致しません。
3.L5:正しい。L5デルマトームは下腿前外側から足背に対応し、正答です。
4.S2:誤り。S2デルマトームは大腿・下腿後面寄りであり、本症例の分布とは一致しません。
覚えるポイント
- L5は下腿前外側から足背・母趾側。
- L4は下腿内側、S1は足外側・小趾側を目安にする。
- ブラガード徴候は神経根・坐骨神経刺激を示唆する。
- 膀胱直腸障害や会陰部感覚低下は緊急所見。