5PM136|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の治療対象となる適切な病証はどれか。「寝つきが悪く、すぐに目がさめてなかなか寝つかれない。食後の腹部膨満感、軟便などがある。脈状は緩脈。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
不眠に加えて食後膨満、軟便、緩脈があることから、精神症状だけでなく消化機能低下を含む病証を選ぶ問題です。
解説
脾虚では運化が低下し、食後の腹部膨満、食欲不振、軟便、倦怠感などがみられます。気血の生成不足により心神が十分に養われず、入眠困難や中途覚醒を伴うこともあります。緩脈も脾虚・湿の停滞と関連します。腎虚、肺虚、肝虚では本症例の消化器症状を中心に説明しにくいため、脾虚が適切です。
選択肢の確認
1.腎虚:誤り。腎虚では腰膝のだるさ、耳鳴り、排尿・生殖症状などが中心で、本症例には合いません。
2.肺虚:誤り。肺虚では息切れ、咳、声の弱さ、自汗などが中心で、本症例には合いません。
3.脾虚:正しい。食後膨満、軟便、緩脈は脾虚を示し、正答です。
4.肝虚:誤り。肝虚では目や爪、筋の栄養不足などが中心で、消化器症状と緩脈を十分に説明しません。
覚えるポイント
- 脾虚では食欲不振、食後膨満、軟便。
- 緩脈は脾虚や湿と関連する。
- 脾の運化低下で気血生成が不足する。
- 不眠では現代医学的原因も併せて評価する。