5PM139|第5回 はり師・きゅう師国家試験 過去問
過去問題(未分類)第5回午後(科目未分類)
次の文で示す患者の治療対象となる筋はどれか。「30歳の男性。野球選手。ボールを投げるとき肩関節外転外旋の肢位で痛みが起きる。ヤーガソンテスト陽性。」
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
投球時の肩前面痛とヤーガソンテスト陽性から、上腕二頭筋長頭腱障害を見抜く問題です。
解説
ヤーガソンテストは肘を屈曲し、前腕回外に抵抗を加えるなどして上腕二頭筋長頭腱部の痛みや不安定性をみる検査です。長頭腱は肩関節内から結節間溝を通り、投球時の外転外旋で負荷を受けます。結節間溝の圧痛も重要です。急性断裂、著明な筋力低下、外傷後の変形がある場合は画像評価を含む整形外科診療を優先します。
選択肢の確認
1.上腕三頭筋長頭:誤り。上腕三頭筋長頭は肘伸展と肩伸展に関与し、ヤーガソンテストの対象ではありません。
2.上腕三頭筋内側頭:誤り。上腕三頭筋内側頭は主に肘伸展に関与し、ヤーガソンテストの対象ではありません。
3.上腕二頭筋長頭:正しい。上腕二頭筋長頭腱障害でヤーガソンテストが陽性となるため正答です。
4.上腕二頭筋短頭:誤り。上腕二頭筋短頭も肘屈曲・回外に働きますが、結節間溝を通る長頭腱がこの検査の主対象です。
覚えるポイント
- ヤーガソンテストは上腕二頭筋長頭腱を評価する。
- 長頭腱は結節間溝を通る。
- 投球の外転外旋位で長頭腱に負荷がかかる。
- 急性断裂や著明な筋力低下は整形外科評価を優先する。